看板照明
離れた場所からピンポントで的確に照射

メイドー様について、そして設置されたLED投光器
LEDSFOCUS PROついて、株式会社メイドー様のお二人にお話しを伺いました。

このたびは新工場の竣工おめでとうございます。
また弊社のLED投光器をご採用いただき、まことにありがとうございます。
御社の概要についてとこちらの西中山新工場についてもう少しお聞きしたいと思います。

長谷川様　遠くまでお越しいただきありがとうございます。
私たちメイドーは今年で創業97年になります。
2024年には創業100周年を迎えます。
ボルトやナットなど、締結･接合であらゆるものを「つなぐ」ことをビジネスとして自動車関連をはじめ、多くの企業様とお取引させていただいております。

私どもスタンレー電気も自動車用ヘッドランプなど、重要保安部品を製造していますが、御社の製品も自動車や完成製品を構成するとても重要な部品ですね。


伊藤様　はい、高精度で複雑な加工が可能な冷間鍛造と言われる技術には定評がございます。
私どものパーツは太く重くすれば強度は上がりますが、自動車用では逆に細く、軽く、しかも強度はより強くが求められます。
パーツひとつで車両の性能を左右します。

冷間鍛造という言葉は初めてお聞きしました。ありがとうございます。
こちらの工場はどのような位置づけになりますでしょうか。

長谷川様　西中山工場は2021年3月に稼働を開始しました。国内では5か所目の工場で今後の生産拡大に対応する位置づけでメイドーでは最大規模の工場となります。
全社では1,380名程の従業員がおりますが、現在は60名体制でスタートしています。
EV向けのシャフトやブレーキ部品、ボルトより更に大きな締結･接合部品などを製造しています。

これからの成長、発展が楽しみな工場ですね。
今回WEBサイトで他の事例写真をご覧いただいたのがきっかけとお聞きしていますが、LED投光器のご採用になにか思いはお有りでしたでしょうか。

長谷川様　自発光の行灯看板に比べLEDによる照射の方が、看板が強調されると考えました。
また、この場所は有料道路「猿投（さなげ）グリーンロード」を名古屋方面に走行する際に見える看板となり、通行される多くの人に対するPRに役立つとも考えました。

多くの方に見ていただけるといいですね。

長谷川様　はい、明るい看板を通じ、より多くの方にメイドーを知っていただければと思います。
因みにこの明るさは、ここで働く従業員やトラックの運転手の方からもとても明るくて目立つとの評判です（笑）

施工にあたって何かエピソードはございますでしょうか。

伊藤様　狭角で離れた場所から１°刻みで製品を選べて、対象物をピンポイントに狙えるのがとても大きなメリットを感じていますが、それゆえ取り付け時に少しでも角度が動くと照射先ではそれが大きく変わるので施工時に慎重さが必要でした。
取り付けた場所の屋根ですが、設置時に歩いて少し振動しただけで照射先が揺れます（笑）
設置時に雨に降られたのと合わせて印象に残っています。
また電源が内蔵されているので施工がし易いというのをとても感じました。

設備をご担当されている現場ならではのご意見ですね。ありがとうございました。

伊藤様　またカタカナ表記の看板の方は、まわりの住宅や企業様への配慮やそばに立つポール照明にも合わせて色温度の低いタイプを選択しました。

それともうひとつ、看板が光源に対し正面ではなく斜めの場所にあり、照射先ではそれぞれの投光器からの距離が微妙に異なり、若干光の大きさが光源から遠い側で大きくなってしまいました。

色温度違いでまわりへの配慮もされたり、調和をはかられているのですね。
斜めからの照射についてですが、LEDSFOCUS PROは後からレンズの交換が可能です。
灯具の中のひとつの光源単位でレンズ交換が可能ですので、今の６°を部分的に５°タイプに交換いただくことも可能です。

伊藤様　それはとても便利ですね。
私どもの会社は環境に高い配慮をしていることが公的機関からも認められているのですが、LED投光器は低消費電力でもあり、LEDの投光器はそのような面でも寄与していると考えます。

伊藤様のノウハウがメイドー様全体のエネルギー管理などにも大いに役立っているのですね。

長谷川様　伊藤にはメイドーの施設構築のキーパーソンとして活躍してもらっています。

お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

メイドー様の情報はこちらからご覧いただけます。
https://www.meidoh.co.jp/