よみうりランド 「ジュエルミネーション」

ジュエルミネーションやゴールドの投光器について、
株式会社よみうりランド様のお二人にお話しを伺いました。

このたびは弊社の投光器をご採用いただき、まことにありがとうございます。ゴールドの投光器を観覧車、メリーゴーランドの屋根、流れるプールの噴水にご採用いただきました。これらは、よみうりランド様にとってどのような位置づけのアトラクションになりますでしょうか？

川島様「観覧車もメリーゴーランドも遊園地を代表するアトラクションとして、クローズアップされることが多く長年親しまれております」

シンボル的なアトラクションをライトアップさせていただき光栄です。11回目の開催とお聞きしましたが、イベントはどのように進化しているのでしょうか？


川島様「イルミネーションは当初100万球でしたが、現在は650万球の規模になっております。またイルミネーションの色も増え、音と光の連動による演出やエリアの追加、テーマ性も持たせ、進化を重ねております」


11年のイベントの中で新しい試みと工夫によって、より多くのお客様がご来場されるようになったということですね。よみうりランド様のイルミネーションは石井先生のプロデュースということもあり、とてもクオリティが高いと感じました。

弊社の投光器によるゴールドのライトアップですが、反響はいかがでしょうか？

奥谷様「観覧車はシンボルとして多摩川周辺からも目立つ存在ですが、遠くからも金色がとても映えています」

自動車照明の技術を活かした超狭角配光のタイプと、比較的配光角が広いタイプの投光器を組み合わせてご採用いただきました。狭角のタイプは遠方からピンポイントで照射することが可能ですが、メリットは活かされていますでしょうか？

川島様「観覧車ではいままで光が届きにくかった狭角タイプを上部に照射し、広いタイプは下部に照射することで、全体をきれいにライトアップされるようになりました。メリーゴーランドは遠方から屋根の部分をピンポイントで狙っています。このエリア全体としてはピンクを多用していますが、このピンクとゴールドのコントラストが、より鮮やかな演出に役立っています。また、雨の日などはゴールドの光線が投光器から良く見えてカッコいいですね」

ゴールドのライトアップというお話しが石井先生から出た時、どのようにお感じになりましたか？


川島様「最初は投光器でゴールドの色が表現できるか不安でしたが、すぐに石井先生がエッフェル塔をゴールドでライトアップされたことを思い出し、きっと素敵なライトアップになるとわくわくしました」


第一印象のご心配を払拭できるライトアップのお手伝いができてとても嬉しく思います。たいへん多くのお客様がジュエルミネーションにいらっしゃっていますが、お客様のハートを捉えた理由はどこにあるとお考えでしょうか？

川島様「石井幹子先生プロデュースのイルミネーションやライトアップはクオリティが高いことと、毎年テーマを変えて何度もお楽しみいただけるということが考えられます」

石井幹子先生から日本人の心の色、そして元気になる色としてゴールドを挙げていただいたことが以前あったと記憶しておりますが、最後によみうりランド様としてゴールドのライトアップに想いはございますか？


奥谷様「よみうりランドのゴールドのライトアップは気持ちがとても前向きになる気がします」


川島様「コロナ禍にある今年は暗い気持ちになりがちな世の中を、少しでも明るくキラキラ、皆さんの癒しにつながればと思います」


お忙しい中、貴重なお話しありがとうございました。

観覧車の中心から25ｍ離れた架台から8台の2.5°タイプの狭角投光器が観覧車の上部を狙い照射しています。こちらの観覧車の直径は59ｍ程あります。
また左右の支柱にはそれぞれ10°タイプ6台、20°タイプ1台、30°タイプ2台の投光器が下部のライトアップを担っています。
角度違いを組み合わせることで大きな対象物を均一にライトアップ
しております。

メリーゴーランドは屋根の部分に向けて70ｍ離れた遊園地のエントランス付近から3°の狭角タイプ4台で幻想的にライトアップしています。

噴水は流れるプールの内側の島にあります。10°タイプ３台を使用し、プールサイドから14ｍ先の噴水の水を見事にゴールドに変えています。