ベトナムディンチェム（チェム亭）

ベトナムの寺院ライトアップ

ベトナム　ハノイ市

Location

設置地域

河のほとりに建つディンチェム

ディンチェム（チェム亭）はハノイの中心部から車で30分程北西に向かった郊外、ホン河（紅河）のほとりにあります。ディンは鎮守社兼集会所の寺院で、チェムは土地の名前になります。

Introduction

はじめに

ディンチェムの全景空撮

このディンには、紀元前2世紀頃、国を守るために活躍したとされるリー・オン・チョンが祀られています。二千年の歴史を持ち、河とその堤防の間に建っているこのディンは洪水からこの土地を守ってきたと信じられています。
現在の建物は20世紀初頭に改築されました。河に向かって四本の高い石柱がシンボルのように建てられており、この石柱をゴールドの投光器でライトアップをすることになりました。
石柱奥の建物には、白い象と象遣い、そして白馬が安置されています。リー・オン・チョンは象に乗って戦ったと言われています。

Background

ライトアップの背景

【左上】寺院入口案内ボードがある塀の上から照射しています。
【右上】堤防の欄干から照射しています。
【左下】木の袂にもLEDSFOCUS GOLDを設置しました。

ゴールドと寺院は悠久の歴史の中で密接に関わり、功徳を積むという考えからとても大切にされてきました。東南アジアでは特に好まれ、仏像にとどまらず仏塔や石柱など、ゴールド光によるライトアップのお話しも多く頂戴しております。
1990年ディンチェムは国の史跡としても認定されており、ゴールド投光器による石柱のライトアップによって、より魅力的な寺院に生まれ変わりました。

Installation

設置

【左上】寺院の壁
【右上】後方はホン河（紅河）の流れ
【左下】ディンチェムの説明ボード近くに設置されたLEDSFOCUS PRO
【右下】石柱に向かうゴールドビーム

LEDSFOCUS GOLD の4灯タイプ LLF0112Aを使用し、石柱真下の他にディンチェムの周囲にある木の袂や堤防の欄干、塀の上など7~10m離れた場所から石柱をライトアップしています。
石柱の照射場所と距離により配光角を変えており、2.5°、4°、5°6°の狭角タイプを各２台、10°の中角タイプを4台の合計12台使用しました。
１°刻みの細かいラインアップでニーズにお応えしています。

対象物がゴールドでない物に対してもLEDSFOCUS GOLDによって見事なゴールド光に染まります。日中と夜間のライトアップによる変化やコントラストを演出することが可能です。