茨城県・日立市 JX金属株式会社 様
新工場の看板を見易くセンス良くライトアップ!
茨城県 日立市 JX金属株式会社 様
設計:鹿島建設 建築設計本部
施工:鹿島・茨城日鉱建設JV
Introduction
はじめに
ENEOSホールディングスの中核企業であるJX金属株式会社様は日立鉱山として1905年に開業した歴史ある企業です。
JX金属に社名を変更したのは2016年と比較的最近のことになります。
このたびは日立北新工場の建設にあたり、LED投光器LEDSFOCUS PROをご採用いただきましたのでご紹介します。
Interview
ご担当者の声
磯原工場 設備技術部 設備技術課 主任技師
小野寺 俊 様
お忙しい中、ご担当の小野寺様にお話しを伺いました。
―本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございます。
また、弊社のLED投光器LEDSFOCUS PROをご採用いただきまして、
まことにありがとうございます。
小野寺様
本日は日立北新工場までお越しくださり、ありがとうございます。
―さっそくですが、御社のことや、今回の弊社のLED投光器をご採用いただいた経緯などをお聞きしたく思います。
小野寺様
JX金属では銅を中心とする非鉄金属製品の製造・販売などを手掛けています。
ここ日立北新工場は急速に拡大する半導体需要に対応するため、
半導体の微細化に欠かせない配線材料、スパッタリングターゲットの製造を行う工場としてようやく建屋がほぼ完成し、今後設備の搬入などが行われる予定です。
―スパッタリングターゲットについてもう少しお聞きしてもよいでしょうか?
小野寺様
スパッタリング法とは真空状態の装置内でスパッタリングターゲットにアルゴンイオンを衝突させ、放出したターゲット原子/分子をシリ
コンウェハーやガラス等の基盤上に付着させ、薄膜を形成する技術
です。
スパッタリングターゲットとは、このスパッタリングを行う際に、イオンがぶつかる的=ターゲットとなる事からつけられた名称です。
当社では半導体、フラットパネルディスプレイ、ハードディスクドライブ、太陽電池など、様々な製品に使用されるスパッタリングターゲットを幅広く取り揃えており、長年にわたり、高品質な製品を安定的に供給しております。
―これからますます発展が期待できる分野ですね。
そのような状況の中、新工場の建設にあたり会社の看板照明として
弊社のLED投光器にたどり着いたわけですね。
小野寺様
はい。
設計・施工をご担当いただいた鹿島建設様よりLEDSFOCUS PROをご紹介いただいたのが、きっかけです。
その後、御社のホームページの呉の事例
(広島県・呉市郷原町城山「火の用心」ライトアップ)
などを拝見し、自動車のランプなどでも定評があったので使用させていただきました。
―既存のご採用事例をご覧いただけたということで、ありがとうございます。
取付までのことで何かお気づきの点はございましたでしょうか?
小野寺様
まだ建屋の建設途中の段階から、サンプルを持ってお越しいただき、仮のシートで作った壁面に向けてレンズを少しずつ変えながら、
同じ距離と同じ場所から照射の試験をしていただいたので、早い段階でイメージを掴むことができました。
―灯数違い、細かい照射角度違いや色温度違い、スプレッドレンズのオプションなどをご用意していますので、試すのが一番ですね。
小野寺様
9灯のLEDSFOCUS PROにスプレッドレンズを取り付けた1つの灯具で、これほど強力でかつぴったりとしたサイズでロゴと社名を照射できることに正直驚きました。
最初複数の灯具を使用していると思いました。
スプレッドレンズを使わないものは円状な光になっているのもよいと思いました。
―ありがとうございます。
他に看板設置で小野寺様のお考えはありますか?
小野寺様
せっかくの新工場なので前の道路を通る方々にもできれば車のスピードを落とし、しっかり看板をみていただきたいという思いがありました。
また看板には内照式などもありますが、照射式にこだわり、隣接する直角の壁も合わせて照らすことで立体感やシャープさ、それに加え明るいところと影のコントラストも狙っています。
せっかくやるならかっこよくというのもありましたから。
鹿島建設さんの灯具のご提案にも感謝しております。
-お役に立てて嬉しく思います。
このたびはご採用、まことにありがとうございました。
とても素敵な工場になりましたね。
最後に小野寺様について少しお話しをお聞かせください。
またお仕事でのやりがいやご苦労などをお聞きしてもよろしいでしょうか?
小野寺様
私はJX金属に転職して3年になります。
元は通信機器のエンジニアでしたが、父親が大工だった影響もあってか建築の業界に転職しました。
やりがいはどこかで聞いたようなセリフですが、地図に残る仕事ができることです。
苦労としてはJX金属の社員の想いとゼネコンさんの考えにギャップがあることがありそれを埋めるのに苦労することがあります。
-小野寺様、本日は貴重なお話しをお聞かせいただき、まことにありがとうございました。
今後も益々ご活躍ください。
■JX金属株式会社
webサイト
Lighting Equipment
事例使用製品
LLF0111A 5000K 10°×2台
うち1台はスプレッドレンズ付き
LLF0111A 5000K 30°×2台