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    魚養殖用LED照明

    LEDSHIGHBAY   LLF0110A

    光の力で持続可能な食への貢献

    わたしたちの食卓に並ぶおいしい魚たち。限りある水産資源を未来に残すために、日本では魚の養殖産業やその研究が進んでいます。スタンレーでは「光の力で持続可能な食への貢献」を目指し、自社技術を応用した技術提供を進めてきました。さまざまな企業が取り組みを進めるなか、スタンレーが参画している「LEDを活用した光養殖技術」が近年注目を集めています。北里大学と神奈川県水産技術センターとともに開発した緑のLED投光器を魚に照射する実験により、マコガレイの生育が促進されることがわかり、すでに実用化が始まっています。

    サカナが成長する「ヒカリ?」

    Feature/01
    • 魚の成長を促進させることができる照明とは?

      緑色の発光ダイオード(LED)光などを当てることで、ヒラメやマツカワなどカレイ目の養殖魚の成長速度を高める「光養殖」。スタンレー電気はこの光養殖に共同研究として参画し専用設計の屋内用投光器「LLF0110A」を開発。フィルター式蛍光灯ではない、緑色LEDを照射した養殖魚で成長促進を実現しました。

      LLF0110A製品ページ
    • LLF0110A製品ページ
    Feature/02
    • ヒラメ・カレイの成長速度が1.6倍!!

      スタンレー電気株式会社は、神奈川県水産技術センターと北里大学との共同研究に参画。緑色LED(発光ダイオード)の光を飼育中の稚魚に照射し、通常の飼育と比べて平均体重1.6倍に成長を早める効果があることを実証しました。これにより出荷までの期間が通常より3か月早くなることがわかった。
      出荷までの期間短縮によりコストの大幅削減にも貢献する。
      気になるお味は、魚養殖照明で育てられたヒラメも「従来品同様に美味しい」と好評のようだ。

      ビジネスレポート記事
    • 緑色LEDの光を放つLLF0110A

    • マコガレイの稚魚に緑色LEDを照射する

    • 実験水槽を天井から照射するLLF0110A

    なぜ緑色光だとカレイ目の活動が活性化されるのか。研究結果から推察されるものではあるが「海底に生息するカレイ目に緑色光がとどき、本来の生育環境に届く緑色光に近い光を浴びることで、動きが活発になり、食欲が増すのではないか」と北里大学海洋生命科学部の高橋明義教授は予測する。この技術は、ヒラメやホシガレイで、マコガレイに有効性を確認。1年1か月間の飼育試験では、LED照射したヒラメは通常飼育に比べ平均体重が約1.6倍となった。 飼育期間中の生産コストをの試算によると、通常飼育では魚体重1kg当たり1,435円かかるのに対し、LED区は1,254円となり181円(約13%)低くなりました。※1
    1 【農林水産研究指導センター 研究Now】vol.87 より

    Feature/03
    • 厳しい環境に対応した専用設計投光器

      海水を用いた、厳しい屋内環境をメンテナンスフリーを実現したいという要望に応えた 専用設計のLED投光器。フィルター方式ではない緑色・赤色LEDを用いて均一な発光を実現。IP65で水が掛かる環境に対応します。

      製品ページLLF0110A
    魚育成促進効果
    魚の養殖においてこの照明を使うことにより、魚が通常より多くの餌を食べるようになり、その結果早く成長させることができます。
    カラーバリエーション
    カレイ目魚類で成長促進実績がある緑色を中心としております。その他に赤を取り揃えており、育成対象により照明の色を選択することができます。
    防水・防塵・耐塩構造
    塩水が掛かる環境を想定したIP65に対応します。
    Feature/04
    • 緑色LEDで300万円のコスト削減を実現

      有限会社東和水産様では2021年5月からスタンレー製LED投光器LEDSHIGHMAST LLF0110AのGreenを養殖場に設置いただいています。水槽は5つあり、1つの水槽に15台の投光器を使用することで、合計75台のLED投光器が水面から180cmの場所に取り付けられています。
      「別の魚に見える程、活発に回遊するようになりました」
      そう話すのはヒラメ養殖場にて、現場責任者をされている阪本氏。
      今までは稚魚から出荷の目安となる1kgまで成長するのに1年と数カ月を要していたが、同等の大きさに成長するまで、成長期間を約9~10カ月にまで短縮。
      投光器の導入には初期投資が必要だが、LEDは電気代も安いことに加え、出荷が早まることで人件費や燃料代が削減が可能で、年間300万円ほどのコストダウンを実現したとのこと。

      東和水産 様 ご採用事例

    有限会社東和水産 様

    ヒラメの養殖が盛んで、県内の生産量の8割が佐伯市という漁業がたいへん盛んな町大分県佐伯市、こちらで養殖業をされている東和水産様。
    2021年より当社のLED投光器LEDSHIGHMAST(LLF0110A)の緑色のLED光で、ヒラメの成長を促進する新たな取り組みを開始しました。

    specification

    カラーバリエーション

    本体 : アルミ板金
    発光色 : Green、Red
    消費電力 : 43W(Green AC100V時)
    入力電圧 : AC100~240V
    光源光束 : 4,300lm(Green)
    固有エネルギー消費効率 : 100lm/W(Green)
    使用周囲温度 : -10~35°C
    重量 : 3kg
    防水防塵性能 : IP65
    LED光原寿命 : 40,000時間(光束維持率70%)
    電源 : 別置

    Inquiries

    製品サイト

    より詳しい仕様やオプションなどの情報がわかる
    製品サイトをご覧ください。

    LLF0110A 製品ページ

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