株式会社よみうりランド
遊園地事業本部 企画宣伝課 課長
川島 亘 様
よみうりランド ジュエルミネーション
ーLIGHT is LOVEー
東京都稲城市 よみうりランド ジュエルミネーション
プロデュース: 石井幹子氏
照明デザイン: 石井幹子デザイン事務所
Introduction
はじめに
世界で活躍する照明デザイナーの石井幹子氏プロデュースで、2023年で14回目の開催となるジュエルミネーション。
2023年のテーマは「LIGHT is LOVE」です。
数多くのLED照明やイルミネーションが、来園される人々の心を幸せな気持ちにします。
location
設置地域
よみうりランドは東京都稲城市と神奈川県川崎市にまたがる多摩丘陵にある日本を代表する巨大レジャー施設です。
ジュエルミネーションは毎年10月下旬から4月上旬まで開催され、ライトアップとイルミネーションで夜の遊園地をロマンチックに彩ります。
Interview
ご担当者様の声
株式会社よみうりランド
遊園地事業本部 企画宣伝課 課長
川島 亘 様
(2022年12月インタビュー)
ジュエルミネーションやLED投光器について、株式会社よみうりランド様のご担当者様にお話しを伺いました。
このたびは弊社のLED投光器をご採用いただき、まことにありがとうございます。
2年前の2020年に引き続き、再び川島様にお目にかかれてとても嬉しく思います。
川島様
あらためましてお越しいただきありがとうございます。
2年前は大観覧車、メリーゴーランドの屋根、流れるプールの噴水に、石井幹子先生のご協力のもと開発されました、ゴールドの投光器をご採用いただきましたが、今回変化点はございますでしょうか?
川島様
大観覧車は引き続き金色を主体としつつも他の色を下部に加えました。
また今回はメリーゴーランドに代わり遊園地を代表する絶叫系のアトラクション2つに御社のLED投光器を活用させていただいております。
絶叫系のアトラクションをライトアップさせていただき光栄です(笑)
2022年で13回目の開催とお聞きしましたが、このイベントはどのように進化しているのでしょうか?
川島様
昔は冬と言えば閑散期でお客様も少なく16:30にはクローズという寂しい季節でしたが、ジュエルミネーションも2022年で13回目となり、毎年の取組みを重ねていく中で、今ではトータルの入園者数で夏のプールシーズンを超えるお客様にお越しいただくイベントに成長しました。
それはビジネス的にもとても良いことですね。
石井幹子先生のプロデュースについて川島様はどのようにお感じでしょうか?
川島様
石井幹子先生は「暗いところがあるからライトアップが活かされる」とよくお話しになります。
明るいところと暗いところの差をしっかりつけるとともに目にやさしい光も心掛けていらっしゃり、これらはとても共感するところでございます。
観覧車の中から全景を眺めるとまさにその通りのジュエルミネーションが実現されていますね。
弊社のLED投光器による観覧車のゴールドのライトアップですが、反響はいかがでしょうか?
川島様
「調布の町からもよみうりランドの大観覧車はシンボルとしてとてもよく見えます」というお声を頂戴しております。
入園者数についてもコロナ前の水準にもどりつつあり、屋外の施設であることと、徹底したコロナ対策を講じていますので、ぜひこのシンボルの大観覧車にももっと多くのお客様にお越しいただければと思います。
(左右の順に)
ルーピングスターシップを照射するLEDSFOCUS GOLD
クレージーヒュー・ストンを照射するLEDSFOCUS ホワイト灯
先ほど少しお話しが出ました新たに弊社のLED投光器をご採用いただいた絶叫系のルーピングスターシップとクレージーヒュー・ストンについてお聞かせください。
川島様
ルーピングスターシップは回転し、照射光の場所にスターシップが来ると金色になります。
今までに無い色の変化をお楽しみいただけると思います。
クレージーヒュー・ストンは急上昇急降下のアトラクションですが、この柱を鮮やかな白色の光でライトアップしています。
夜間でも今までより一層明るくライトアップされたことで更に目立つようになりました。
ありがとうございました。
私どもはこれらの光を通して少しでもよみうりランド様や多くの来園される皆様のお役にたてれば良いと考えております。
前回お話しを伺ってから2年が経ちフルカラータイプのLED投光器もラインアップしました。これらをご活用いただくとすればどんなアトラクションが良いでしょう?
川島様
やはり真っ先に思い浮かぶのは大観覧車です。
照射範囲が広いので色が変わると更に目立つのではないでしょうか?
貴重なご意見ありがとうございます。
話しは変わりますが、川島様ご自身についてお話をお聞かせください。
川島様はずっとよみうりランドの宣伝部門をご担当されていらっしゃるのでしょうか?
またこのお仕事でのご苦労や喜びがあれば最後にお聞かせください。
川島様
はい、2022年で入社25年になります。
一時期ゴルフ関係の部門におりましたが、それ以外の殆どの期間をよみうりランドの宣伝部門に籍を置いております。
ジュエルミネーションは毎年試みを変えることで多くのお客様に繰り返しご来園いただいていると考えています。
石井幹子先生の試みを現場で実現するのは大変なこともありますが、やりがいがあります。
そのために私どもは4月上旬にジュエルミネーションが終わった直後の4月下旬から次回の準備をします。
実際に自分たちでも灯具を設置したり調整したり、協力会社任せではなく取り組んでいます。
それが成果となりお客様にお楽しみいただけた時が私の喜びでもあります。
ご苦労が多いだけに喜びも大きいわけですね。
本日はお忙しい中、たいへん貴重なお話しをありがとうございました。
ますますの川島様のご活躍を祈念申し上げます。
※川島様に2020年のジュエルミネーションでもお話しを伺いました。
その時の様子はこちらです。
2020年とライトアップも変わっておりますのでこちらも合わせて是非ご覧ください。
Installation
設置
(左右の順に)
日没後の観覧車のライトアップ/日中の観覧車
大観覧車から25m離れた架台から狭角タイプのLED投光器で観覧車の上部を狙いゴールドに照射しています。
更に左右の支柱からは中央部や放射状のスポーク部分を金色に染め上げています。
角度違いを組み合わせることで大きな対象物を均一にライトアップしております。
観覧車全体では2.5°~30°の金色投光器30台を使用しております。
ルーピングスターシップは回転すると金色のLED投光器によって遊具が照射されます。
回転する左、上部、右に光が当たる仕組みになっており、回転の位置により遊具の色が変化します。
10°の金色投光器3台を使用しております。
(左上右上左下右下の順に)
日没後のルーピングスターシップ/日中のルーピングスターシップ
日没後のクレージーヒュー・ストン/日中のルークレージーヒュー・ストン
クレージーヒュー・ストンは2本の柱を地上の柱の根本付近からほぼ垂直に白色光でライトアップしています。
柱の1面あたり3台の白色投光器で3面を照射、2本で合計18台の3°LED投光器が遊具をクールにライトアップしています。
YomiuriLand
よみうりランド
都心からのアクセスもよく、多彩なアトラクションが一年を通して楽しめる「よみうりランド」で心おどるひとときを、過ごしてみてはいかがでしょうか?
2023年~2024年のジュエルミネーションは2024年4月7日(日)までの開催です。
ジュエルミネーションをご覧にいただくには
◆遊園地の入園に必要な入園チケット(おとな通常料金 1,800円)
◆ジュエルミネーション開催日の15:00~の入園+アトラクション乗り放題のアフターパス(おとな通常料金 3,100円)
(2024年1月現在)
などが必要となります。
詳細の営業時間・カレンダー・料金等は下記よみうりランド様のサイトをご覧ください。
https://www.yomiuriland.com/jewellumination/